役に立つメモの取り方
できる人材を目指したいというときのポイントの1つとしてあげられるのが、メモを作る習慣を作っていくという点です。
メモ取りが上手にできるかどうかで、仕事の効率を良くして職場で良い人間関係を築き上げていくことにもつながります。
では実際にメモを取ることには、どのようなメリットがあげられるのでしょうか。
参考:仕事が変わるメモの取り方 メモの必要性から活用方法まで解説
メモを取るメリットの1つが、忘れないようにできるという点です。
人によってはいくつもの仕事を同時にこなす必要があるということもあるでしょう。
自分の記憶だけで整理していくのには限界があるので、記録しておくことで忘れずに効率よく仕事をこなしていくことにもつながります。
さらにメモを取るメリットには、情報を整理する習慣を身に付けられるという点があげられます。
実際にメモを取るといっても、相手が話していることのすべてを書いていたら話すスピードに追い付くことはできません。
そこで要点を整理しながら、記録することを考えていく必要があります。
具体的に何が大事か要点を整理しながら話を聞いていくことで、話を整理する力を身に付けることが可能です。
そしてメモを取ることで、相手に与える印象を変えることもあるでしょう。
例えば新入社員のころは、先輩に色々と教わりながら進めるというケースも多く見られます。
教えてあげているときに話を聞いているだけだと、相手は理解してもらえているのか不安になってしまうかもしれません。
そこで熱心にメモを取りながら話を聞くことで、相手は伝わっていると安心することにもつながります。
またメモを取っているからこそ、しっかりと伝えようと思ってもらえるかもしれません。
では実際にメモ取りをするときには、どのような点に注意したらいいのでしょうか。
まず押さえておきたいのが、基本的には手書きで行うということです。
最近だと、スマートフォンなどを使って記録をしておくという方も多くいるでしょう。
ですが紙に書いていくことで、ペンを動かすことで記録だけではなく記憶にも残りやすいというメリットが生まれます。
また相手が話をしているときにスマートフォンを取り出すのは、悪い印象を与えることもあるので注意が必要です。
そしてメモをするときに忘れてはいけないのが、わかるように整理しておくという点です。
多くの情報を書いておいたとしても、慌てて記録したものだと後から読み返しにくくなってしまいます。
書く量ではなく、大切な要点を記録できるかがメモのポイントの1つです。
相手の話していることを一言一句記録する必要はありません。
自分なりに整理しながらメモができるようにしましょう。
自分なりに整理していくときのポイントの1つが、長い言葉はわかるように省略するという点です。
例えば紙に書くのにパソコンよりもPCのほうが少ない文字数で済ませられます。
よく使う単語ならアルファベット一文字で表記するなどの工夫によって、効率よく書いていくことにもつながります。
仕事で使うメモの場合には、日付と場所も含めて記録しておくようにしましょう。
日付と場所も記録しておくことで、後から見た時に書いてある内容を思い起こしやすくなります。
また記録したものが行方不明にならないように、メモに使うための手帳やノートを常備する習慣を身に付けましょう。
1冊だけ使っていれば、必ず時系列に並ぶので整理がしやすくなります。
手帳やノートを持ち歩くとき、自分に合ったものを見つけることが大切です。
サイズや大きさなど、人によって書きやすくて持ち運びやすいものは異なります。
さらに使用するボールペンなどの文具も、使いやすいものを選ぶようにしましょう。
文具にまでこだわることが、より良いメモ取りをするためのコツです。